宮崎大学農学部 附属動物病院研究室 准教授
定員 32名
定員制(前納制) ※参加には、事前登録が必要です。
講義
・縫合や剥離の基本的理論
・肝臓と消化管の解剖学的特徴を理解する実習
・縫合の基本と練習方法
・胃の切開と縫合
・胃固定用のフラップ作成
・十二指腸乳頭切開術の練習
・小腸の吻合
・胆嚢切除術
・肝葉切除術(肝生検+肝葉切除)
質疑応答※実習には豚の臓器を用います。※普段お使いの下記器具をご持参下さい。(持針器、鑷子、腸鉗子2本、鋏、剥離鉗子、消化管を縫合する糸)なお申込者には詳細な持参器具リストをお知らせ致します。
東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1
財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733
会員獣医師 | 39,000円+実習材料費9,000 円 |
一般獣医師 | 55,000円+実習材料費9,000 円 |
この実技・実習では、消化器疾患で実際に必要とされる剥離や吻合の基本的な手技を一から見直してみたいと思います。最近多くの先生方と一緒に手術をする機会がありますが、各先生がいろんな手術器具を持って消化管吻合や胆嚢の剥離などを行っています。小腸の吻合などはそうそうリークすることはありませんが、より丁寧な方法を知ることでもっと精度の高い手術が可能となります。手術にはちょっとしたコツがあり、コツを知ればはるかに手術はやりやすくなります。また把針器や鑷子の持ち方、器具の選択方法などもノウハウがあります。そこで、今回の実習は、先生方が実際に使用している手術道具を是非お持ちください。会場にいらした先生方の方が良い道具をお持ちの場合もありますし、私の道具の方が使いやすい場合もあります。しかし、あまり道具にこだわっていないなら、自分の道具と私の道具を使い比べてみてください。手術中のイライラが少しは減るかもしれません!