歯科・獣医セミナーの学際企画

No.708 理想とする保存修復・補綴治療を求めて

理想とする保存修復・補綴治療を求めて

講師

青島 徹児 先生

青島デンタルオフィス

■経歴
1995年 日本大学歯学部卒業
1995年 同歯科補綴学教室Ⅲ講座入局
1998年 都内診療所にて修行
2002年 入間市にて青島デンタルオフィス開業

  • 日本顎咬合学会会員及び認定医
  • American Academy of Cosmetic Dentistry会員
  • Leading Dentists Association(LDA)会員
  • Esthetic Explorers 副会長
  • 2011年よりBio-Emulation メンバー
  • 2018年よりoral design メンバー

プログラム

10:00~16:00(昼休憩・コーヒーブレイク含む)

  1. 天然歯の解剖学的・力学的構造の理解とダイレクトボンディング
  2. ダイレクトボンディングのボーダーとオーバーレイプレパレーション
  3. 歯周組織のバリア機構の理解と接合上皮内マージンの有効性
  4. ” Subgingival Crown Contour Concept”の臨床

開催日時・会場

札幌会場

2020年10月4日(日)10:00~16:00

※札幌開催は中止になりました。

札幌駅前ビジネススペース

札幌市中央区北5条西6丁目1-23  第二北海道通信ビル2階

011-252-7719

  • JR札幌駅西口から会場まで
  1. JR札幌駅西口(パセオウエスト)出口より斜向かいにある紀伊国屋書店側に交差点を渡ります。
  2. 紀伊国屋書店の北側の歩道を西方向にお進みいただきます。
  3. 次の交差点を渡るとJRイン札幌でございます。
  4. JRイン札幌より南に100m程で当会場である第二北海道通信ビルがございます。
  • 地下鉄札幌駅(南北線)から会場まで
  1. 地下鉄南北線札幌駅北改札からセンチュリーロイヤルホテル方向に地下通路を進みます。
  2. センチュリーロイヤルホテル地下入口前の左手階段をのぼりその出口より、右手(西方面)にお進みいただきます。
  3. 最初の交差点を渡ると三井ガーデンホテル札幌がありそこを右手(北方面)にお進みいただき50m程で 当会場である第二北海道通信ビルがございます。

福岡会場

2020年10月11日(日)10:00~16:00

※福岡開催は中止になりました。

福岡朝日ビル

福岡県博多区博多駅前2-1-1

092-431-1228

  • JR・地下鉄 博多駅 博多口 徒歩約2分

大阪会場

2020年11月1日(日)10:00~16:00

※大阪開催は中止になりました。

大阪科学技術センター

大阪市西区靭本町1-8-4

06-6443-5321

【大阪駅・新大阪駅から】

  • 地下鉄御堂筋線本町駅下車、2番出口、西へ徒歩7分
  • 地下鉄四ッ橋線本町駅下車、28番出口、北へ徒歩3分
  • 地下鉄四ッ橋線肥後橋駅下車、7番出口、南へ徒歩5分

【天王寺・難波駅から】

  • 地下鉄御堂筋線本町駅下車、2番出口、西へ徒歩7分
  • 地下鉄四ッ橋線本町駅下車、28番出口、北へ徒歩3分

東京会場

2020年11月29日(日)10:00~16:00

エッサム神田ホール1号館

〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2

03-3254-8787

  • JR神田駅東口より徒歩1分
  • 東京メトロ銀座線神田駅3出口前

来場受講料

学際デンタルセミナー会員9000円(税込9900円)(ハンドアウト付き)ご入会はこちら
一般歯科医師35000円(税込38500円)(ハンドアウト付き)
歯科衛生士・歯科助手・技工士 15000円(税込16500円)(ハンドアウト付き)

開催にあたって

我々が日々行なっている歯科治療において、2次カリエス、脱離、適合不良、残存歯質破折、審美的改善などその8割近くは再治療である。天然歯の解剖学的・力学的構造、歯周組織のバリア機構を理解するに従い天然歯の素晴らしさを実感するばかりである。天然歯質をいかに温存することが、その歯の寿命に繋がってくるため、私が常に日常臨床で考えているのは、初期齲蝕に対しどのようなアプローチをし、歯牙の力学的構造を考慮しどのように窩洞形成を行うかである。そして、それら全ての治療ステップを正確に行うことが長期的予後に繋がり、再治療を少なくするための最善の方法と考える。しかしダイレクトボンディングにもボーダーは存在するが、そのボーダーも窩洞の大きさや深さ、残存歯質の厚み、咬合状態によってもどのように考えるべきか基準が多く曖昧である。クラウンマージンの設定位置も口腔内の環境、カリエスや歯周病のリスクによって縁上マージンにするのか縁下マージンにするべきなのかの判断に困ることが多い。そこで今回「理想とする保存修復・補綴治療を求めて」と題し,私の考えるダイレクトボンディングのボーダーと歯周組織のバリア機構を利用した接合上皮内マージンのコンセプト、行田克則先生が提唱される“S shape profile“に基づく” Subgingival Crown Contour Concept”について講演したいと思う。

※講師の所属は開催日時点のものです。