明海大学PDI東京歯科診療所 所長
明海大学歯学部機能保存回復学講座 オーラルリハビリテーション学分野 教授
略 歴
1994年 3月 明海大学卒業
1996年 6月 明海大学歯学部 歯科臨床研究所付属 PDI埼玉歯科診療所 臨床助手
2004年 9月 機能保存回復学講座 オーラル・リハビリテーション学分野 講師
2005年 4月 PDI東京歯科診療所 所長
2016年10月 機能保存回復学講座 オーラル・リハビリテーション学分野 准教授
2019年 4月 機能保存回復学講座 オーラル・リハビリテーション学分野 教授
日本歯周病学会 専門医・指導医
日本口腔診断学会 認定医・指導医
日本顎咬合学会 認定医・指導医
日本臨床歯周病学会 認定医・歯周病インプラント認定医・指導医
日本口腔インプラント学会 専門医
10:00~16:00(昼休憩含む)
113-0033 東京都文京区本郷1-4-1
03-3816-4196
学際デンタルセミナー会員 | 9000円(税込9900円)(ハンドアウト付き)ご入会はこちら |
一般歯科医師 | 35000円(税込38500円)(ハンドアウト付き) |
歯科衛生士・歯科助手・技工士 | 15000円(税込16500円)(ハンドアウト付き) |
歯周治療やインプラント治療の広まりとともに、日常診療において外科的侵襲を伴った硬・軟組織への治療が一般化してきています。
切開、剥離の目的は、直視直逹のためのアクセスの確保にあります。外科処置の経験が少ないうちは残根の抜歯などでも歯肉を切開剥離することをためらい、盲目的に抜歯を行い思わず落とし穴にはまってしまうことがあります。こんな時に適切に切開を行い、歯肉を剥離し歯槽骨と歯根を直視、正確に抜歯を行うことが出来れば、結果的に時間が短縮され術後経過も良好になります。歯周治療においてもスケーリング・ルートプレーニングで改善の少ない歯周ポケットに対し、適切なタイミングで歯周外科処置を行うことができればより良い結果を得ることに繋がります。もちろん、インプラント治療においても切開剥離・縫合・結紮は不可避な手術手技であり、日常臨床では、軟組織への切開、縫合、結紮といった一連の外科処置を行う機会が増えており、正確な知識と技術が早急に求められています。
本講演では、切開・縫合・結紮について、若手歯科医師や口腔外科処置を苦手とする先生でも自信を持って取り組めるように、基本テクニックから応用までを解説します。