〜各固定法の原理と手技を習得する〜
枝村 一弥 先生日本大学獣医外科学研究室 准教授
日本大学動物病院整形外科 小動物外科専門医協力株式会社オサダメディカル
株式会社ナカニシ
各会場 32名限定
質疑応答
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
東京都渋谷区桜丘町8-24
※ 参加希望の方はお早めにお申し込みください。定員に達し次第、締切となります。
※ 申込者には受講証・会場案内図・請求書・持参品リストをご送付致します。
会員獣医師: 39,000円 + 実習材料費60,000円
一般獣医師: 59,000円 + 実習材料費60,000円
※参加取り消しの場合は開催2週間前迄にご連絡頂ければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します(上記以後のご返金はできません。代理出席は可。但し個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を承ります)。
※銀行振込の場合、領収書を発行致しませんので必要な場合はご連絡下さい。
ピンとワイヤーを用いた骨折整復術は、低コストでいずれの施設においても実施することができる。しかし、適切に実施しないと、他の内固定法よりも、再骨折、癒合不全、遷延癒合、感染といった合併症が生じやすいのも事実である。そのような合併症を招かないためには、ピンとワイヤーを用いた整復術の適応を熟知し、その正しい手技を習得することが重要である。そこで、今回は骨モデルを用い、多くの骨折パターンに対し、ピンとワイヤーのみを用いて固定する実習を企画した。本実習は、髄内ピン法、サークラージワイヤー、テンションバンドワイヤー法、クロスピン法を行う際のインプラント選択と基本手技を同時に学ぶことのできるまたとない機会である。さらに、それぞれの手技を行った後に固定強度を確認することで、各固定法の限界を知ることもできる。このように、本実習では成書を読むだけでは学ぶことのできない多くの情報を得ることができるため、是非とも参加して技術の研鑽をする場として活用して頂きたい。本実習を通じて、ひとりでも多くの獣医師が、ピンとワイヤーを用いた骨折整復術の正しい手技を習得し、適応および限界を把握して頂けたら幸いである。