歯科・獣医セミナーの学際企画

No.241 クリニカルレクチャー 猫の呼吸器疾患

猫の呼吸器疾患

ホームドクターがX線、エコーと病歴から鑑別リストを絞り診断するために!

講師

藤原 亜紀 先生

日本獣医生命科学大学 獣医放射線学研究室 講師

【講師略歴】

  • 2009年3月 日本獣医生命科学大学獣医学科卒業
  • 2009年4月 東京大学大学院(獣医内科学教室)/ 内科系診療科研修医
  • 2013年3月 東京大学大学院博士課程修了
  • 2013年4月 日本獣医生命科学大学獣医放射線学研究室 助教
  • 2016年4月 日本獣医生命科学大学獣医放射線学研究室 講師 現在に至る

【所属学会等】 アジア獣医内科学専門医協会(AiCVIM)専門医(内科)

  • 日本獣医内科学アカデミー実行委員
  • 日本獣医がん学会代議員・内科療法委員会委員
  • 日本ねこ医学会(JSFM)実行委員
  • 小動物呼吸器疾患研究グループ(SARS)副会長
  • 日本小動物内視鏡推進連絡会推進委員

プログラム

10:00~16:00(途中、休憩・昼休みを含む)

総  論

  • 猫の呼吸器疾患 発生頻度や品種との関連

各  論

呼吸動画・X線検査画像・透視X線検査画像 内視鏡画像・CT/MRI検査画像を用いて紹介します

  • 鼻腔・鼻咽頭・喉頭
  • 気管・気管支・肺
  • 縦隔・そのほか胸腔

質疑応答

開催日時・会場

東京会場

2020年11月22日(日)10:00~16:00

研究社英語センタービル地下2階 大会議室

東京都新宿区神楽坂1-2 株式会社 芳楽社(ほうらくしゃ)

03-3269-4331 / 03-3260-9856

  • JR総武線飯田橋駅西口より徒歩約5分
  • 地下鉄有楽町線・南北線・東西線・大江戸線飯田橋駅の神楽坂下B3出口より徒歩約5分

開催にあたって

現在猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を上回り、以前よりも猫の動物病院への来院が増えています。また近年では飼育環境の変化に伴い猫の室内飼いが増え、感染症や事故により死亡するリスクが減り、平均寿命も延びています。そのような背景から、以前は診断されなかったもしくは発生していなかった疾患が認められています。呼吸器疾患も例外ではなく、長生きしているからこそ発生する疾患や、日本独特な人気品種に関連した疾患も認められています。
本講演ではそのような背景にも着目し、総論として日本における人気品種と呼吸器疾患の関連、日本獣医生命科学大学付属動物医療センター呼吸器科のデータに基づき疾患の発生頻度をお話しします。また呼吸器疾患の診断には、呼吸器疾患の知識・画像診断能力の二つが重要となります。それら二本柱を身に付けるために、各論として発生頻度の多い疾患を沢山の呼吸動画・X線検査画像・透視X線検査画像・内視鏡画像・CT/MRI検査画像を用いて紹介して行きます。「猫の」呼吸器疾患は「犬の」呼吸器疾患とは全く異なります!! この機会に猫の呼吸器疾患を重点的に学びませんか。皆様のご参加をお待ちしております。

来場受講料

 会員獣医師9000円(税込9900円)(ハンドアウト付き)ご入会はこちら
 一般獣医師 27000円(税込29700円)(ハンドアウト付き)

※講師の所属は開催日時点のものです。