コンプリートデンチャー成功への11のルール
東京医科歯科大学大学院
口腔機能再建工学分野 教授
1.よい義歯のイメージをつかむ
・Denture Space から読み解く義歯形態
・義歯の大きい小さいの判断は
・下顎舌側床縁形態の誤解
・急がばマル模
2.開き直りから始める咬合採得成功への道
・咬合平面はどこを押さえる
・ゾーンで捉える咬合高径
・下顎誘導の極意
・試適のチェックバイトが成否の鍵
3.日常臨床で求められる咬合様式
・研究から分かったこと
・フルバランス様リンガライズドオクルージョン?
・咬合調整はこうする
・もっと楽をしたければ
4.フラビーガムを究める
・印象と咬合の何を間違っているのか
・フラビーガム治療の2大原則
・コンビネーションシンドロームはこうだ
5.義歯装着後の問題から
・覚えて使おう要調整部位
・パーシャルとは違う、リラインのルール
・軟質裏装材は難症例への切り札になり得るか
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総義歯は熟練を要すと考えられがちですが、実は“頭”で解決できる部分が多い治療です。しかし、多くの先生方は術式のみに目が向いて、なぜそうすれば良いのか、何が問題なのかという本質を理解していないため、同じ術式を使っても、たまたま”よい義歯“になる場合もあれば、”だめな義歯“になってしまうこともあるようです。そもそも“だめな義歯”と”よい義歯”ではどこに分岐点があるのでしょうか。その答えを、印象と咬合の2つの要因に分け、鈴木のルールを使ってわかりやすく解説します。
印象に関しては、特に顎堤吸収の著しい下顎の舌側形態など、多くの先生方が誤解している部位に焦点を当てます。“吸着”という言葉の呪縛から逃れてみようではありませんか。一方、咬合に関しては、歯槽頂間線法則が万能の理論とは見なされなくなった現在において、義歯に付与すべき妥当な咬合様式、実践的な咬合調整方法、さらにフラビーガム症例への対応について、多数の症例や動画を使ってお話しいたします。
新たに何ら機器を買いそろえなくても発想を転換するだけで明日からの臨床が変わる、そんな講演会にしたいと考えています。