加藤 武彦 先生加藤歯科医院
神奈川県横浜市開業田中 五郎 先生田中歯科医院 院長
神奈川県横浜市開業
1.基礎技術編
10:00~12:00【講 師】田中 五郎 先生
● 超高齢社会の無歯顎患者さんの特徴は
● 従来の製作法で対応できない理由
● デンチャースペース義歯とは
● デンチャースペース義歯の製作法
◇治療用義歯の製作
◆診査、診断
◆印象採得
◆咬合床の設計、製作
◆咬合床の調整、咬合採得
◆人工歯排列
◆デンチャースペース印象
◆治療用義歯セット
○床の調整、咬合調整
◆リハビリ期間の調整
◇本義歯製作
● その他症例2.臨床応用編
13:00~15:20【講 師】加藤 武彦 先生
● 歯科界の今後進むべき道
● なぜ、使ってもらえる義歯ができないのか
● 顎堤条件に左右されない総義歯作製法
● デンチャースペース義歯の経年経過
● 口腔リハビリテーションがあって初めて義歯セット
● 摂食・嚥下障害と咬める義歯との関係3.総合討論・質疑応答
15:30~16:00加藤 武彦 先生・田中 五郎 先生
● 会場からのご質問にお二人の講師がお答えします
東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F
03-3451-4571
大阪府大阪市中央区北浜東3-14
06-6942-0001
福岡市中央区天神4-6-7
092-771-1730
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
超高齢社会となった現在、無歯顎患者さんの特徴は、無歯顎になって総義歯を使用してから長期間を経ている方が多くなってきています。
それに伴い、下顎の顎堤吸収はもちろん、上顎が著しく吸収している症例が増えてます。上顎は頬側より吸収するので、上顎の解剖学的歯槽頂が下顎に比して著しく小さくなり、その為に、従来の歯槽頂を基準とした総義歯製作では、舌房が狭くなる、しっかりとした吸着が得られない、という事になり十分な対応が出来なくなってきています。
その解決策として、「デンチャースペース義歯」の考え方です。その方法は、上下の顎堤だけに頼るのではなく、内外の舌や頬筋も維持安定に利用するという考えです。
口で咀嚼して、嚥下する時には、内外から歯列に圧がかかり、その空間を0に近くして、飲み込むわけで、その時の原理を、義歯の維持・安定に利用する義歯作製法が、「ニュートラル・ゾーン理論によるデンチャースペース義歯」です。
この原理に基づいた義歯作製法は、本来コアをとったり、複雑なテクニックですが、在宅診療にも使える、シンプルな方法で、実現しました。
当日は、技工士さんにも参加にしてもらい、その考え方、テクニックを理解してもらえればと動画やスライドをお示しいたします。
加藤 武彦
田中 五郎