かめだ歯科医院 理事長(埼玉県川口市)
日本顎咬合学会 副理事長
日本臨床歯周病集談会 副会長
(実際のIOD症例の術前~術後まで撮影したビデオを見ていただく,ビジュアルな講演となっております)
東京都港区芝5丁目26番30号
03-3798-4186
大阪会場
大阪府大阪市中央区本町1-4-5
06-6264-9800(代)
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
無歯顎者や多数歯欠損症例における補綴の選択枝として,可撤式義歯,固定式インプラントに続く,第三の選択肢として,義歯床下にインプラントを応用したインプラントオーバーデンチャー(IOD)が注目されています.
超高齢社会の拡大に伴い,大きな外科的侵襲が不向きな高齢者には,IODという治療オプションは必須のものとなっています.IODは比較的侵襲が少なく低コストでありながら,動きが少なく良く噛める義歯を製作することができ,患者満足度の高い治療法です.
演者は日本における急速なIODの普及において,安全に成功へ導くための手引書として,2012年3月に「これからの義歯治療とインプラントオーバーデンチャー」(デンタルダイヤモンド社)を出版しました.Back to the Denture! という副題の通り,本邦初の義歯治療をベースとしたインプラントオーバーデンチャーの専門書として認知され,IODという名称も普及しました.
良い義歯を製作しなければ,動く義歯をインプラントで留めようとしても良い結果は得られません.反対にIODの見識を深めると,義歯の挙動が見えてきて義歯治療の幅が大きく広がります.
総義歯であれば2本,パーシャルデンチャーは僅か1本のインプラントがあるだけで,義歯の挙動は全く異次元のものになります.
義歯治療のレベルアップのために欠かせない,IODの知識から,臨床におけるIOD製作の勘どころについて,動画を交えて解説します.