2024年9月1日
~開業医が導く機能に配慮した予防矯正法~
尾張矯正歯科 所長(愛知県あま市)
日本矯正歯科学会 認定医 、日本成人矯正歯科学会 認定医、世界舌側矯正学会 認定医 、ハーバード大学矯正歯科研修
質疑応答
東京都新宿区南元町4
03-3353-4311(代表)
大阪府大阪市中央区中寺1-1-54
06-6762-9471(受付)
福岡県福岡市博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
今までのブラケットによる機械的矯正治療のみでは安定した治療結果を得にくい状態の患者さまも増えている現代において、術後の安定性もふまえ、機能の健全化、回復をはかっていくことが、最も重要であると考えます。我々歯科医師は口腔医として呼吸、嚥下、咀嚼、発語の機能と、咬み合わせを含めた口腔機能の回復、育成する使命があると考えます。
本セミナーでは、とくに機能異常が形態となって現れやすい学童期の矯正歯科治療の必要性について説明いたします。学童期は、顎顔面部の成長発育が旺盛な時期なので、この時期に矯正歯科治療を行うことは、非常に意義があることと考えています。また、学童期の子供の多くに口呼吸が認められます。これらの子供たちは、口呼吸を行いやすいような舌位や顎位を呈していることが多く、それによってさまざまな咬合や顔貌の軟組織の異常が引き起こされていると思われます。そこで口呼吸を行っている学童期の子供たちに、実践している治療を紹介いたします。