横浜市立大学医学部 分子生体防御学非常勤講師
日本大学歯学部衛生学講座兼任講師
国立保健医療科学院 口腔保健部元客員研究員
鶴見大学歯学部探索歯学講座非常勤講師
〜症状のない人に、どのように予防歯科を受診していただくのか?システマティックな診療体系のつくりかた〜
〜自身にも役立つ! Dental staff のための美容・アンチエイジング〜
(歯周病等の取り組みに抗加齢に関わる生活習慣改善プログラムの内容を加える)
東京会場
東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1
財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733
大阪府大阪市中央区北浜東3-14
06-6942-0001
福岡会場
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
近年、炎症性疾患としての歯周病と糖尿病など代謝性疾患の関係が注目された結果、Periodontal medicine の分野が重視されています。
こうした潮流に従えば、歯科では、う蝕や歯周病を単なる口腔の局所疾患と捉えずに、う蝕は、糖質過剰摂取と高血糖状態、歯周病は代謝性疾患を増強する炎症と認識し、全身の代謝性疾患の改善までを包括的に意識した診療体系に変わる事が期待されています。
一般に原因除去である歯周治療は、病気(マイナス)を通常の状態(ゼロ)に戻す治療と言えます。ここに、歯周組織を全身的視点からより健康に導いて行く内容を加味しては、いかがでしょうか。
歯周組織(局所)が、ゼロからプラスに転じる過程は、実は全身の抗加齢や血管を守る生活習慣対策と一致していて、その効果が、美肌獲得や基礎代謝上昇などなど多義に亘って大いに期待出来るのです。
筆者らの診療所では、内科的歯周治療に加え生活習慣指導を実施しています。
そのコンセプトは、健康でいることに加えて、さらに”美しくなる”ポジティブな目標を掲げることで、モチベーションを上げています。
歯周組織をいっそう健康にする科学的取り組みが、全身的抗加齢医学で提唱されている内容そのものである事を知れば、歯科クリニックのやりがいも向上し、患者さんもハツラツとなることでしょう。
本講演では、
1)歯周病原性バイオフィルムの超短期的抑制法、
2)歯科医療者が知っておきたい歯周病と糖尿病の関係の総まとめ、
3)歯周病等の取り組みに抗加齢に関わる生活習慣改善プログラムの内容、
を紹介します。
歯科医療チームのスタッフ自身が科学的知識を習得して、美しく健康になってみませんか?