歯科・獣医セミナーの学際企画

No.513 抜歯が得意になる8つの習慣~歯科小外科・上達の秘訣をズバリ大公開~

抜歯が得意になる8つの習慣

~歯科小外科・上達の秘訣をズバリ大公開~

講師

川原田 幸三 先生カワラダ歯科・口腔外科 院長/平成歯塾 塾長川原田 美千代 先生ケイケイデンタルサービス 代表取締役諏訪 裕彦 先生諏訪歯科医院 院長川原田 幸司 先生カワラダ歯科・口腔外科

プログラム

10:00~16:00
(途中、昼休憩一時間、他小休憩あり)

1. 外科が得意になったら、自由診療を勧めやすい
欠損補綴は自由診療で・・・局部床義歯と総義歯の場合
(川原田 美千代 先生)

2. 苦手な抜歯が好きになる8つの習慣
(習慣1) 術中・術後に痛みを感じさせない・・・医院最大のPR
(習慣2) 伝麻の奏功確率を85%にする・・・とっておきの(秘)
針の位置・方向・深さ(教科書通りでは、効かない?)
(習慣3) 確実に浸麻を効かせる・・・とっておきの(秘)
歯内療法と外科処置では、注射法が違う
浸麻の効き難い歯への浸麻法
(習慣4) 出血の少ない術野でオペをする・・・とっておきの(秘)
骨膜まで達するメスを入れ、粘膜骨膜を一緒に翻転
(習慣5) 一番困難な抜歯とは
(習慣6) 抜歯の上達はへーベル操作から
(習慣7) 抜歯中に根尖が破折した残留根の取り方
(習慣8) 連続抜歯と歯槽骨整形術

3.顎模型でのデモンストレーション
1)確実な伝麻・浸麻のやり方
2)へーベル操作
3)へガール持針器による縫合の実際

4.下顎管と接近している埋伏智歯の診査法とT字分割による下顎水平埋伏歯の抜去手術法

5.インプラント入門 (諏訪 裕彦 先生)
失敗しないために知っておきたい基礎知識

6.下歯槽神経・オトガイ神経麻痺の対処法、偶発症について
(川原田 幸司 先生)

7.歯の残り具合によっては、噛める義歯が出来ないことを知る

8.臨床例(ビデオを中心に)

9.質疑・応答

※演目 2,3,4,7,8.は川原田 幸三 先生

開催日時・会場

東京会場

平成19年8月5日(日)

昭和女子大学 オーロラホール

東京都世田谷区太子堂1-7

03-3411-5123(学園本部総務部)

  • 地下鉄:渋谷駅より東急田園都市線で2つ目「三軒茶屋駅」下車、徒歩8分
  • バス:渋谷駅南口バスターミナルより三軒茶屋方向、「昭和女子大学前」下車

※大学内で、会場が変更になりました。大阪会場

平成19年7月22日(日)

大阪科学技術センター 中ホール

大阪市西区靭本町1-8-4

06-6443-5324

【大阪駅・新大阪駅から】

  • 地下鉄御堂筋線本町駅下車、2番出口、西へ徒歩7分
  • 地下鉄四ッ橋線本町駅下車、28番出口、北へ徒歩3分
  • 地下鉄四ッ橋線肥後橋駅下車、7番出口、南へ徒歩5分

【天王寺・難波駅から】

  • 地下鉄御堂筋線本町駅下車、2番出口、西へ徒歩7分
  • 地下鉄四ッ橋線本町駅下車、28番出口、北へ徒歩3分

※会場が変更になりました。

受講料

  • 会員歯科医師   9,000円(テキスト代含む)
  • 一般歯科医師 35,000円(テキスト代含む)
  • 歯科衛生士   15,000円(テキスト代含む)

※法人会員所属の歯科衛生士 9,000円(テキスト代含む、税別)

開催にあたって

歯科治療で浸麻抜髄をしたり、抜歯をしたり、F-オペをしたりするのは、億劫ではありませんか?あまり気が進まないのは、多分、局所麻酔がちゃんと効かなくて、術中に患者さんから痛みを訴えられたり、ジワジワと出てくる血がナカナカ止まらなくなったりとかが心配な上に、ショックや神経麻酔のような偶発事故を懸念するからではないでしょうか?

これまで歯科小外科・特に抜歯など日常臨床で頻繁に施術しなければならない手技の『正しい理論とテクニック』は、主に最初に勤務された診療所で教わって、それを臨床に応用されていると思います。

演者には3人の子どもがいて、皆歯科医になり、それぞれ大学病院の口腔外科で研修いたしました。彼らの話から、(法的規制からか)大学での教育は言うに及ばず、大学病院の口腔外科においてすら、数年の研修では、臨床で自信を持って確実に施術できる手技を指導していただけないように痛感しております。

今回はそこを踏まえ、これまで誰にも教えられなかった、外科上達のポイントをお話しします。

さて口腔外科歴40年の演者が『抜歯が好きになり、得意科目になる極意』をズバリ一言で言えば『絶対に奏効する麻酔法を正確にマスターする』ことにつきます。

外科の基本は、麻酔にあり!局所麻酔を確実に効かせられれば、オペは必ず楽しく好きになります。

当セミナーでは、スライドのみでなく実際に演者のデモンストレーションにより、麻酔の手技をビデオカメラで写しながら、正しいテクニックを覚えていただきます。

特に確実な伝麻法、最も効き難い歯への浸麻法、一番抜き難い歯の抜歯法等々を分かり易く解説いたします。

是非一度お聞き下さって、日頃の苦手意識を吹き飛ばしてください。

フォローアップとして開催する、「歯科小外科 実技・実習(参加者限定)」(11月より開講予定)のご案内を、セミナー当日、配布いたします。「麻酔や抜歯などがストレスなく行えるようになった」という実技・実習受講修了者からのお声を、多数お聞きしております。セミナーをお聴きになりましたら、是非実技・実習へのご参加もご検討下さい。

※講師の所属は開催日時点のものです。