歯科・獣医セミナーの学際企画

No.277 Dr.Torisuが考える犬と猫の食事療法

鳥巣至道先生「犬と猫の食事療法」獣医師 セミナー

Dr.Torisuが考える犬と猫の食事療法

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講師

鳥巣 至道 先生

酪農学園大学 獣医学群獣医学類 伴侶動物外科学ユニット 教授
       附属動物医療センター センター長

肝胆膵を含む消化器疾患の診断治療をライフワークに現在では腫瘍科・軟部外科の診療科長として日々手術を行っており、外科代謝栄養学という新しい分野の研究も日々行っている。

【略歴】
 2001年 日本獣医生命科学大学 卒業
 2006年 日本獣医生命科学大学 博士号取得
 2009年 宮崎大学農学部附属動物病院 准教授
 2016年 宮崎大学農学部附属動物病院 教授
 2021年 酪農学園大学伴侶動物外科学ユニット 教授
 2022年 酪農学園大学附属動物医療センター センター長

プログラム

  1. 栄養学の基礎的考え方
    カロリーと栄養バランスをどう考えましょうか?
  2. 肝疾患の栄養学
    BCAAのアミノ酸補充理論を理解しよう
  3. 低ナトリウム食のススメ
    腹水の治療で必要な低ナトリウム食の考え方と危険性
  4. 食事反応性腸症って??
    手作り食による超低脂肪食の考え方とその欠点
  5. 猫の肝リピドーシスに対する考え方
    カルニチンと脂質代謝の関係について
  6. Dr.Torisuが考えたフードやサプリメントの使い方とその欠点

収録日

2024年9月1日

収録時間

4:31:56

ウェブ受講料

法人・個人会員9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら
一般獣医師27,000円(税込29,700円)
※ 視聴期間:2025年1月1日〜2026年2月28日
※ テキストは付属しません
※ 配信開始日以降の申込者は、入金確認後1〜2営業日以内にご受講いただけます

 本セミナーを含むプレイバック受講すべてが見放題:年間パスポートはこちら

開催にあたって

 栄養学をしっかり理解して臨床で実践できれば、もっと犬猫は元気になる! と考えて私は、犬猫の臨床栄養学について、20年近く独自に研究をしてきました。そして最近は、外科代謝栄養学という新しい分野に興味をもって臨床研究を行っています。私が実践している臨床栄養学は、症例にあわせたオーダーメイドの治療法であり、なかなか1〜2時間のセミナーでは伝えることができない濃い内容です。今回は、学際企画さんの後押しもあってDr.Torisuが考える臨床栄養学のセミナーを企画しました。私が24年間の臨床で身に着けてきた食事療法のノウハウを症例ごとに解説し、何故今その栄養が必要なのか? そして実際にその食事療法を実践してどのように良くなっていったのか?また手作り食のトラブルはどんなものがあるのか? などをお話して、一次診療の治療に役立ててほしいとと考えています。

※講師の所属は開催日時点のものです。