D-123　タイポドント模型で習得するストレートワイヤーエッジワイズ法 ２Days 矯正実習

２Days 矯正実習

タイポドント模型で習得するストレートワイヤーエッジワイズ法

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講師

竜 立雄 先生

RYU矯正歯科クリニック郡山プレミア 院長
日本矯正歯科学会 指導医・認定医
日本アンチエイジング歯科学会 認定医

【略歴】
1997年3月　奥羽大学歯学部卒業
1997年5月　奥羽大学歯学部附属病院臨床研修医
1998年4月　奥羽大学大学院歯学研究科（歯科矯正学専攻）
1999年5月 MBT Global Meeting in San Diego参加
2002年3月　奥羽大学大学院歯学研究科（歯科矯正学専攻）博士（歯学）学位受領
2003年4月　奥羽大学歯学部小児歯科学講座 助手
2005年4月　奥羽大学歯学部歯科矯正学講座 助手
2005年4月　東北歯科専門学校 非常勤講師
2006年5月 MBT Global Meeting in Las Vegas参加
2007年4月　奥羽大学歯学部成長発育歯学講座歯科矯正学分野 講師
2014年8月　MBT Office Seminar Course by Dr. McLaughlin In SAN DIEGO 修了
　　　　　（SAN DIEGO, USA, Dr. McLaughlin Office）
2022年5月 The Northern California Edward H. Angle Society Affiliate Member
2022年6月　RYU矯正歯科クリニック郡山プレミア 開設 院長

協力企業

スリーエムジャパン株式会社

定員

16名

プログラム

1日目：2024年5月22日（水）13：00～18：00　※初日の夜は懇親会を予定
2日目：2024年5月23日（木）9：00～16：00

これから矯正を始めたい先生やストレートワイヤーエッジワイズ法を学びたい先生、1つ1つ確認をしながら進めていきます。充実した2日間にいたしましょう。

１. ストレートワイヤーエッジワイズ法の治療メカニクス概論

ブラケットの特徴、ブラケットポジション、ワイヤーシークエンス、スペースクローズ

２. Ⅰ級叢生小臼歯抜歯症例の治療法

本実習で使用するタイポドント模型の症例について

３. タイポドント実習

1. ①ブラケットの装着　ブラケットポジション実習
2. ②レベリング　.０１６　HANT　wire 装着、結紮、シンチバックの仕方
3. ③犬歯の遠心移動　レースバック
4. ④アライニング　.019×.025 HANT wire 装着、レースバック
5. ⑤.019×.025 SS wire 装着
6. ⑥アンテリアリトラクション（４前歯の遠心移動）
   スライディングメカニクスによるスペースクローズの実際
7. ⑦フィニッシングについて

４. 保定の重要性

開催日時・会場

テキスト付き、お弁当付き、懇親会費含む、ドリンクコーナー再開

開催にあたって

　矯正歯科治療においてマルチブラケット装置によるワイヤー矯正治療は、永久歯の排列を行うには、歴史もあり伝統的に教育されてきた基本のテクニックと言えます。そして、固定式の矯正装置であることから、取り外しが可能な可撤式矯正装置より術者主導で確実に歯の移動ができる利点があり、矯正歯科治療を実践する上で必須な治療技術と思います。
　私は、大学の歯科矯正学講座に入局後、スタンダードエッジワイズ法を学び、卒後２年目の大学院へ進学した年にサンディエゴで開催されたアメリカ矯正歯科学会 とMBTTMシステム グローバル ミーティングに幸運にも参加させていただく機会を得ました。世界中から招待された矯正歯科医の素晴らしい治療結果に感銘し、1999年からストレートワイヤーエッジワイズ法（MBTTMプリスクリプション）による矯正歯科治療を行っています。
　この実習では、これからストレートワイヤーエッジワイズ法での矯正治療を始められる先生方を対象にⅠ級叢生小臼歯抜歯症例のタイポドント模型を用いて、より臨床に即した歯の移動を実際に経験していただき、テクニックを習得してほしいと思います。明日からの先生方の矯正臨床にお役に立てましたら幸いです。