歯科・獣医セミナーの学際企画

MS121 骨盤三点骨切り術(TPO)実習

獣医師ハンズオン|TPO実習 骨盤三点骨切り術 原 康 先生

骨盤三点骨切り術(TPO)実習

~手術適応と術式を学ぶ~

パンフレットPDFをダウンロード

獣医師ハンズオン|TPO実習 骨盤三点骨切り術 原 康 先生

講師

原 康 先生

日本獣医生命科学大学 獣医外科学研究室 教授 

他、インストラクター数名

定員

18名

プログラム

実習

骨モデルを用いたTPO実習

講義

  1. 犬の股関節形成不全と TPO/DPO の適応について
  2. TPOのための外科解剖学と術式の解説
  3. 術後合併症について

質疑応答

開催日時・会場

東京会場

2023年11月26日(日)10:00~16:00

科学技術館

〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2-1

03-3212-3939

  • 東京メトロ東西線「竹橋」駅下車(1b出口) 徒歩7分
  • 東京メトロ東西線・半蔵門線・都営地下鉄新宿線「九段下」駅下車(2番出口) 徒歩9分

受講料

会員獣医師 48,000円(税込52,800円)ご入会はこちら
+実習材料費18,000円(税込19,800円)
+別途インプラント代金(為替レートで変動します)およそ46,500円(税込51,150円)
一般獣医師75,000円(税込82,500円)
+実習材料費18,000円(税込19,800円)
+別途インプラント代金(為替レートで変動します)およそ46,500円(税込51,150円)
※いずれもハンドアウト、骨モデルを含む
  • ※この実習ではMovora社のインプラントを使用します。参加申込みの先生に実習で使用するインプラントの購入方法について、お申し込み時に登録されたメールアドレスへMovora社からメールが届きますので、購入のお手続きをお願いいたします(ご勤務先情報、獣医師免許証コピー、クレジットカード情報をMovora社にご提示のうえご購入いただきます)。

開催にあたって

小動物整形外科領域においては、股関節形成不全(Canine hip dysplasia:CHD)は大型犬を中心として好発するが、小型〜中型犬や猫でもその発生は認められる。CHDの病因論は明確にされていないが、臨床的には骨格形成期初期の異常な股関節弛緩に起因した股関節荷重面積の低下が、その後に二次性骨関節炎を誘発するとされている。三点骨盤骨切り術(Triple pelvic osteotomy:TPO)は、関節軟骨に不可逆的損傷を受傷していない骨格形成期のCHD罹患症例に対して荷重面積の拡大を目的とした予防的手術であり、その臨床的有効性は世界的にも広く認識されている。今回の実習ではTPOの「手術適応」、そして「手術手技」を学ぶことを目的としており、特に整形外科に関心を持つ若い獣医師に是非とも学んでいただきたい。

※講師の所属は開催日時点のものです。