歯科・獣医セミナーの学際企画

No.254 胸腔への外科介入

胸腔への外科介入

〜基本手技と疾患への対応〜

胸腔への外科介入

講師

金井 詠一 先生

麻布大学 小動物外科学研究室 講師
麻布大学附属動物病院 軟部組織外科・腫瘍外科

  • 2006年 麻布大学卒業
  • 2010年 麻布大学院博士課程修了
  • 2010~2012年 麻布大学獣医放射線学研究室共同研究員
  •                           狩野病院(埼玉県)勤務医
  • 2012年~  麻布大学獣医学部助教
  • 2018年〜 日本小動物外科専門医レジデントプログラム参加 レジデント
  • 2021年~  現職

プログラム

10:00~16:00(昼休憩含む)

1 胸腔穿刺と胸腔ドレーンの設置・管理

1.1 適応
1.2 必要な器具、カテーテル等
1.3 手技、管理方法

2 胸腔へのアプローチ法

2.1 開胸術の準備
2.2 胸部解剖学の確認、X線、CT画像を交えて
2.3 肋間開胸術
2.4 胸骨正中切開術
2.5 その他のアプローチ法
2.6 閉胸と動物の管理

3 胸腔疾患

3.1 上記の手技を使った各疾患への対応

収録日

2022年2月20日(日)

収録時間

4:09:37

ウェブ受講料

法人・個人会員9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら
一般獣医師27,000円(税込29,700円)
※ 視聴期間:2025年1月1日〜2026年2月28日
※ テキストは付属しません
※ 配信開始日以降の申込者は、入金確認後1〜2営業日以内にご受講いただけます

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開催にあたって

 胸水貯留や気胸を患った症例が来院した時、やるべきことは知っているけど…ハラハラドキドキしたことはありませんか?
 上腹部の開腹創をもう少し頭側へ拡大したい時、開胸してしまったらどうしよう…と躊躇したことはありませんか?
 胸腔を開けて閉じることは腹腔と比べると経験する機会が圧倒的に少ないため、ハードルが高く、不安要素が多いかと思います。だからこそ、この機会に腰を据えて胸腔と向き合ってみませんか?
 本講演では、エキスパートな外科医を対象とした内容ではなく、「これから胸部外科にチャレンジしてみたい」、「紹介施設受診までの間に何かできることがあれば」とお考えの先生を対象としています。
 このセミナーでは、胸腔への外科介入の基本術式の理解とその手技を使った対応症例を提示して理解を深めていただけるように工夫したいと思います。
 皆さんが胸腔の外科介入に対してお持ちの疑問や不安を一緒に解決できれば幸いです。

※講師の所属は開催日時点のものです。