2024年9月1日
明海大学歯学部 機能保存回復学講座 保存治療学分野 教授
【専門分野】
【主要研究テーマ】
【提供できる教育内容】
10:00~16:00(昼休憩含む)
2022年4月3日
3:57:58
法人・個人会員 | 9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら |
ウェブ会員 | 12,000円(税込13,200円)ご入会はこちら |
一般歯科医師 | 38,500円(税込35,000円) |
レーザー治療は一部保険適用とされていることなどから普及率も高く、歯科においてはすでに特別な存在ではありません。
歯科で用いられるレーザーの主な生体作用は口腔粘膜などの軟組織や歯・骨など硬組織の破壊を目的としたHLLT(High Level reactive Laser Therapy)と細胞の増殖や治癒期間の短縮等を目的としたLLLT(Low Level reactive Laser Therapy)に分類されます。
これらレーザーがもたらす生体への熱作用や細胞への分子レベルでの作用についてもっと深く理解することで臨床の幅は大きく広がります。
今回の講演では私がこれまでに長らく関わってきたPhotobiomodulation(レーザー治療の細胞生物学的な作用)についてエビデンスに基づく使用法をわかりやすく解説し、歯科用レーザーを単なる切開/蒸散作用による外科用機器としてだけではなく、aPDT(抗菌力学的光線療法)として根管治療やインプラント治療のための骨組織の再生療法などへの応用についても触れ、もっとレーザーを身近に感じ日常臨床の幅を広げる内容にしたいと考えます。