~見る力を標本で鍛え、臨床への活用を目指す~
※本セミナーは事前申込みが必要となります。
盆子原 誠 先生日本獣医生命科学大学 獣医臨床病理学 講師インストラクター田村 恭一 先生
八木原 絋子 先生
23名 (各会場)
東京都豊島区南池袋2丁目27番地17号 黒田ビル2階
03-3981-7289(当日のみ有効)
大阪市中央区谷町7丁目4番15号
06-6762-5681
【前納制】
会員:29,000円(資料代含む)
一般:39,000円(資料代含む)
(会員・一般共実習材料費 3,000円(税別)は別途)
細胞診は小動物診療においてきわめて有用な検査手法です。細胞診に必要な機材は注射筒や針、顕微鏡、染色液など、どの病院にもすでにあるものばかりで、標本を評価する眼さえ養えば明日から直ちに現場で活用できる検査法です。また、結果が迅速にわかるため、治療の方向性や必要な追加検査をその場で飼い主に説明する事が可能となります。このように現場での有用性が高いにもかかわらず、細胞診を実践されている先生方は少ないように思われます。日常の検査でレントゲン読影を得意とされている先生方は多いのに、なぜ細胞診は・・・・?おそらく実際の標本を見て学ぶ機会が少ないため自信がもてないと言うのが最も多い理由ではないでしょうか。本の写真やプロジェクターに投影された典型像ばかり見ていても、なかなか実践的な力は身に付きません。
この実習では、日々の診療で作製したバリエーション豊かな細胞診標本(主に腫瘍)をしっかり観察して頂きます。これらの標本を使って、何に注目すればいいのか、標本の中からどのように典型像をみいだすのか、どのようなレベルを悪性の基準とするのかなど、様々な鏡検テクニックを解説します。そして、実際にこれらの標本を鏡検して頂き徹底的に眼力を養ってもらえればと考えています。
※講師の所属は開催日時点のものです。