2024年9月1日
東京大学動物医療センター・内科系診療科
獣医内科学教室 准教授
東京都新宿区南元町4番地
03‐3353‐4311(代表)
大阪市中央区本町1-4-5
06-6264-9800(代)
会員: 9,000円 (テキスト代含む)
一般: 19,000円 (テキスト代含む)
※昼食は各自にてお願い致します。
内科領域における疾患、とくに免疫介在性疾患に対して免疫抑制治療を行わなければならないことは少なくない。
今回のトピックスは免疫抑制剤なのだが、免疫抑制剤を投与すること自体は決して難しいわけではない。それでも免疫を抑制する治療に対して多くの方が抵抗感をお持ちになる理由としては、(1)そもそも免疫介在性疾患でいいのかどうか、自信がない、(2)効果がはっきりわからないし、どうモニターしていいかわからない、(3)副作用が心配である、といったことが多いのではないだろうか?実際、獣医領域における免疫抑制剤の使用に関するエビデンスは極めて少なく、私自身も悩みながら使用することが多い。
今回のセミナーでは普段私自身が診ている症例を交えながら、免疫抑制剤の使い方についてみなさんと一緒に考えていきたい。