~リハビリテーションを真剣に考える~
看護師の方も一緒にご参加ください!
日本大学獣医外科学研究室 専任講師
日本大学附属動物病院 外科・整形外科・神経運動器科
質疑応答
東京会場
東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1
財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733
大阪市中央区谷町7-4-15
06-6762-5681
※法人会員登録をされている施設の看護師の方は、会員受講料と同じ価格になります。
※昼食は各自にてお願い致します。
動物医療においては、整形外科および神経疾患の機能回復の中心となるリハビリテーションの重要性は近年まで認識されておらず、特に手術を行った動物におけるリハビリテーションはほとんどの施設で行われていませんでした。残念なことに、数年前まではこのような症例に対して、厳格なケージレストが常識のように行われていました。しかし、動物医療においてもリハビリテーションの有効性に関する報告が増え、現在では必ずしも軽視できない重要な治療の一部となりつつあると言っても過言ではありません。
欧米では、動物のリハビリテーションに関連する学会が存在し、動物理学療法士の公認も行われ、獣医師や動物看護師が動物理学療法士と連携をしながら科学的な根拠に基づいたリハビリテーションが展開されています。しかし、本邦においては、一昨年に日本動物リハビリテーション研究会が発足したばかりで、動物医療従事者が注目しているのにも関わらず世界基準のリハビリテーションを学ぶ機会が乏しいのが現状です。本講演では、欧米で行われているリハビリテーションの概念を中心に世界基準の視点で講演を行う予定です。獣医師のみでなく動物看護師の方々も気軽に参加して頂けたら幸いです。