日本大学獣医外科学研究室 専任講師
日本大学附属動物病院 外科・整形外科・神経運動器科協力株式会社オサダメディカル
36 名(申込受付順)
※ 参加希望の方はお早めにお申し込みください。定員に達し次第、締切となります。
講演椎間板ヘルニアの診断と治療に関する最新知見
片側椎弓切除術の手順について実習片側椎弓切除術:モデルを用いて切皮から縫合までの流れを実体験
・ アプローチ:位置決め
・ ラウンドバーを用いた椎弓切除
・ ロンジュールを用いた椎弓切除
・ 神経根の露出と解放
・ 造窓術
・ 閉鎖
※昼食はお弁当をご用意いたします。
東京会場
神奈川県藤沢市亀井野1866
0466-84-3900
※参加申込者には会場案内図をご送付致します。
【前納制】
会員獣医師: 44,000円(税別)
一般獣医師: 59,000円(税別)
※会員・一般ともに準備費別途3,000円(税別)
※テキスト・昼食代含む。
※参加取り消しの場合は、開催2週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)
※参加申込者には会場案内図と実習の持参品リストをご送付致します。
※昼食はお弁当をご用意いたします。
実際の臨床現場で最も診療する機会が多い神経疾患は、間違いなく椎間板ヘルニアです。特に、本邦では、ミニチュア・ダックスフンドやフレンチ・ブルドックが依然として人気犬種であるため、しばらくはこの傾向が続くことが予想されます。したがって、椎間板ヘルニアの診断と治療に関する知識と技術を習得することは、臨床獣医師にとって避けて通ることはできません。現在では、CTやMRI を用いた診断も身近になり、以前よりも椎間板ヘルニアの診断率が向上しました。椎間板ヘルニアの保存療法は、いずれの施設でも行うことができますが、残念なことに外科手術が行える施設は限られています。そのような背景から、ひとつでも多くの施設で椎間板ヘルニアの外科療法が行えるように、今回の実習を企画しました。
今回の実習の前半は、椎間板ヘルニアの診断と治療に関する最新知見を概説します。次いで、片側椎弓切除術の手順について、動画を交えてそのポイントを解説します。実習の後半は、モデルを用いて片側椎弓切除術の切皮から縫合までの流れを実体験します。手術は、“百聞は一見にしかず”です。実際の手術を通して、位置決め、ラウンドバーやロンジュールを用いた椎弓切除、椎間板物質の摘出や神経根の解放法を経験して、是非とも自分のものにしましょう!!
これから、片側椎弓切除術にチャレンジしたい先生方には、有意義な実習になることは間違いありません。自分の手で手術を学習できる数少ない機会ですので、是非とも参加して頂きたいと思います。