フリーランス臨床腫瘍科獣医師
日本獣医がん学会Ⅰ種認定医
1991年 麻布大学獣医学部獣医学科卒業後、東京都内動物病院勤務を経て、麻布大学獣医学部附属動物病院勤務、2016年に同病院を退職し、1999年から開始していたフリーランス臨床腫瘍科獣医師として、現在腫瘍科診療や腫瘍診療アドバイザー、研究会講師、学術雑誌連載Ⅰ誌などで。
1994年には日本獣医がん研究会設立の発起人となり、2003年同研究会 獣医腫瘍科認定医Ⅰ種を取得。2005年~2009年まで、同研究会の第4期執行部副会長に就任。2009年より、日本獣医がん学会 理事。
2019年9月16日(月・祝)
4:20:11
法人・個人会員 | 9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら |
一般獣医師 | 27,000円(税込29,700円) |
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いつも、嫌になるほど頼りにしている。あのアニメの主人公のように、自慢じゃないが一人じゃなんにもできない自信がある。今まで25を超える病院で多くの動物のがん治療に携わらせてもらったが、何度も何度も治療チームの獣医師に支えられ、看護師に助けられ、オーナーと動物に励まされてなんとかやってきた。不治の病といわれるがんを相手に、誰一人逃げることなく真正面から向き合い、互いを信じて、皆でギリギリまで踏ん張り続けたその闘いは、どのような結果になろうとも決して不幸なものではなかったようである。
動物を亡くしたオーナーがその心痛も癒えないうちに、泣きながらも皆の健闘を称えるように治療チームの一人ひとりに金の言葉を残していってくれる。そんな時、この最高のチームに参加できたことに、言い尽くせない名誉と誇りを感じる。まさに、このチーム医療こそが最高のがん治療に到る絶対的条件であり、我々獣医療従事者のあるべき姿であるように思う。そんな最高の獣医療チームを結成できたなら、もうどんな難病も耐えがたい試練も超えていけると信じている。
今回のセミナーが、日々のがん治療現場で奮闘されている皆様の、さらなる成功に繋がれば幸いです。
今回のセミナー内容は、全員に理解してもらってこその治療チームです。オーナーがまず来院して話をするのは受付スタッフ、電話対応も受付スタッフ、そのスタッフの対応ひとつで診察に入ってくる気持ちがかわるのです。
がん治療について病院の全員でレベルアップのできるセミナーは、他になかなか見当たりませんのでいい機会かと存じます。
お越しいただけたことにより、病院内がより強いチームを結成できるきっかけとなれば幸いです。