歯科・獣医セミナーの学際企画

No.204 猫の心筋症

猫の診療科シリーズ 〜循環器科〜

猫の心筋症

猫ならではの問題点とは?

講師

竹村 直行 先生

日本獣医生命科学大学
臨床獣医学部門 治療学分野Ⅰ・教授

プログラム

10:00~16:00(途中、休憩・昼休みを含む)

  1. 心筋症の分類・病態
  2. 心筋症の診断法
  3. 心筋症の治療法
  4. その他
  5. 質疑応答

開催日時・会場

大阪会場

2017年1月22日(日)10:00~16:00

エコーペットビジネス総合学院

兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23

06-6483-4371

  • JR尼崎駅下車 徒歩1分

福岡会場

2017年2月26日(日)10:00~16:00

九州ビル

福岡県福岡市博多区博多駅南1-8-31

092-467-1113

  • JR・地下鉄 博多駅 筑紫口より徒歩約4分

東京会場

2017年3月12日(日)10:00~16:00

交通ビル 地下会議室

東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1

財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733

  • JR:JR新橋駅をご利用の場合、烏森口側出口から徒歩6分。
    必ず烏森口に出てください。
  • 地下鉄:都営三田線御成門駅から徒歩4分

開催にあたって

 心臓病に罹患する確率はネコよりも圧倒的にイヌの方が高いと思います。無論、ネコの心臓病といえば心筋症、特に肥大型心筋症および拘束型心筋症が代表的です。心筋症のネコを診察する際、我々は「イヌとネコは異なる動物である」という基本、あるいは「心筋症と僧帽弁閉鎖不全症は異なる疾患である」という常識を忘れ,ついつい、僧帽弁閉鎖不全症のイヌから得た経験・知見・常識などを心筋症のネコに当てはめてはいませんでしょうか?
 加えて、この10年ほどでネコの心筋症に関する研究が飛躍的に進歩しましたこの中には無論、診療に直結する重要な知見が含まれています。しかし残念なことに、これらの知見は英語の研究論文として公表されてはいるものの、そのほぼすべてが日本語に翻訳されていないため、多くの一般臨床家にこれらの重要な情報が届いていないと思います。この講演では猫で最も発生が多い肥大型心筋症を中心に、その診断および治療法を解説します。無論、一般臨床家が知っておくべき重要な知見に加えて、演者の経験論もご紹介したいと思います。同時に、僧帽弁閉鎖不全症の犬との決定的な違いについても言及する予定です。この講演を通じて、ネコの心筋症に関する先生方の知識が着実にアップデートできることでしょう。

来場受講料

 会員獣医師9000円(税込9900円)(ハンドアウト付き)ご入会はこちら
 一般獣医師 27000円(税込29700円)(ハンドアウト付き)

※講師の所属は開催日時点のものです。